百日後に日舞の名取試験を受ける某

日本舞踊のお稽古に励む中年がお名取試験を受けるまでの記録

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

【演目紹介】長唄「外記猿」(げきざる)

先日お浚い会(おさらいかい。勉強成果の発表会)で踊った、表題の演目についてまとめました。 「外記猿」は、「げきざる」と読みます。 長唄「外記猿」概要 まず、長唄というのは三味線やお囃子て奏でられる邦楽の一種です。一曲十数分から、長い物だと三十…

おだてられれば木に登る

今日のお稽古では、師匠にお褒めに預かりました。 歩き方も踊りも、すごくすっきりして、見違えた。素踊りで舞台に立ってもいいんじゃないかと思ったくらい。だ、そうです。 うへへ、褒められた! でも、実は、自覚は無いんだよな… 自分的には、前回とやって…

足底筋膜炎になった時のこと

まず始めに、運動や日常生活で身体に異変を覚えた方は、必ず医療機関や整骨院で専門家の診断を受け、治療方針に従ってください。 私の経験や、購入したグッズががどなたかの役に立つかもしれないのと、自身の備忘のために、記録・紹介しておきますが、あくま…

着物を着て踊ることの難しさ

着物で踊るのに、なかなか慣れません。 えっ、日舞って、着物を着て踊るんでしょ?と、お思いですよね。 はい、合っています。 ただ、日々のお稽古で常に、長襦袢を着て、お着物を着て、帯をお太鼓に締めるかというと…お師匠様の主義によるかと思います。本…

「松の緑」の鬼門

名取試験の課題曲、長唄「松の緑」を踊る上で、自分がミスしがちなところ、自信が無いところを、列挙してみました。 課題曲「松の緑」についてはこちらのエントリをご覧ください。 toramatsu.hatenablog.com 注意点 前奏待機中のお辞儀の姿勢、背中丸くなら…

お扇子の持ち方がおかしい

と、お師匠に指摘されました。 え、今さら… お名取試験を受けると言ってる人が、そんな序の口、基本のキみたいなところで… と、お思いでしょうが、はい。全く同感、返す言葉もございません。 これまでのお稽古で、お扇子を使う踊りをしなかったのかというと…

音源とイメトレ

(今回の投稿は書いてる途中で寝落ちして朝投稿しているので、少し時間がずれています。) 今日は爆弾低気圧がひどく、日中からずっと眠かった。アプリで見るとこんな状態。 なので、お稽古はせず、音をかけながら、振りを脳内でおさらいしています。目を閉…

お浚(さら)い会の収穫

実はつい2週間前に、お浚(さら)い会を終えたところでした。 お浚い会とは、勉強成果の発表会です。和のお稽古事ではこのような言い方をよく聞きます。 小ぢんまりとした空間ながら、天井は高く、照明は本格的で、床も、歌舞伎や日舞で使う所作台のような材…

【演目紹介】「松の緑」(名取試験の課題曲)

私の所属する流派のお名取試験の試験曲は、長唄「松の緑」です。 邦楽舞踊シリーズ 長唄 越後獅子/松の緑 アーティスト:オムニバス,芳村五郎治,芳村伊千十郎 日本伝統文化振興財団 Amazon 「松の緑」は、長唄の大家、四世杵屋六三郎が、娘・せいの名披露目を…

百日後に日舞のお名取試験を受けます

表題の通りのブログを始めます。 私、都内で会社員をしながら趣味で日本舞踊を嗜んでいる中年です。社会人になってから、趣味で習っていた日本舞踊。長らくご無沙汰していたのですが、昨年頃から、ご縁があって再開していました。 昔習っていた頃から、いつ…