百日後に日舞の名取試験を受ける某

日本舞踊のお稽古に励む中年がお名取試験を受けるまでの記録

ご指導メモ(翔子ちゃんリスト追記事項)

先日、新宿御苑に行ってきました。 まだ梅や桜には少し早かったですが、松は美しかったです。

相変わらず、長唄「松の緑」のお稽古中です。 またこのリストへの追記です。 これを全部考えずに体現できるようになればいいだけなんだよな。 toramatsu.hatenablog.com

2.18 お稽古のご指摘

  • お扇子で指折り数える時振らない
  • 「春ごとに」お扇子は左から大きく左手は水平に
  • 「なおも〜」の左手大きく
  • 首の動きの音注意
  • 右前方に進む時扇子の先が進行方向
  • 止まって扇子を開ける時、上下だけでなく左右にも。客席に対して平行にする
  • 「深めに松の緑か」目線、足注意(図参照)

  • 巴回りの時の扇子は枝垂れた形で風にそよぐように揺らす
  • 「根上がりの」かがまずに伸びる
  • 「籬(まがき)にもるる」左手を外してから右手でお扇子動かす
  • 男踊りなので座る時も膝は割る
  • 「廓(さと)は根引きの別世界」目線注意(図参照)

2.26 お稽古のご指摘

【出だし】

  • 男踊りなので正座は拳一個分開ける
  • オキ(前奏)で立つ時はスーッと。よっこらしょ、は×
  • 中央に出てきて足かけて回って正面を向くところ、左手(鷲口)を後ろから持ってくる。その時、手先や肩でなく肩甲骨を動かす。
  • 「今年より」お扇子を回しながら右足出す時は足だけでなく体重移動も伴う

【大夫の歩き方】

  • 「外八文字」袖を胸にやる時、掌底から動かしてしまっているが、指先から。外す時も指先から
  • 手や首を動かすと安っぽくなるので、ほとんど動かさずに絶妙なニュアンスで
  • 袖の中の左手は袖の内側に手を付け、肘を張る(花魁は肘を張る。芸者は張らない)
  • 要返しの手がまだ×
  • 要返しの後の褄の取り方、上の方持って前にぐわっとやってから持ち上げる
  • 右手の角度、要返しのお扇子が水平になり客席に手の甲を向ける
  • 歩く時の首の角度注意。出す足の方に顎

【最後】

  • 「開き初めたる」意識は客席側。歩き始めも、途中背中を向ける瞬間も
  • 福を撒き散らすイメージ
  • 袖打ちの後の右手(扇子)は上げない、改めて上げてから、下げて上げる
  • 所作は丁寧に

名取試験まで、あと62日。