「松の緑」の鬼門
名取試験の課題曲、長唄「松の緑」を踊る上で、自分がミスしがちなところ、自信が無いところを、列挙してみました。
課題曲「松の緑」についてはこちらのエントリをご覧ください。
注意点
- 前奏待機中のお辞儀の姿勢、背中丸くならない。正座で足の痺れ切らさない
- 前奏が長くて、お辞儀ポーズから起き上がるタイミングがわからなくなりがち
- すり足での歩き方注意
- お扇子で水平を切ってからの三ツ首のタイミング遅れがち
- 右斜に四歩歩く時の出だし
- 「太夫の風」のところ、振付忘れがち
- しゃがむところで体幹ぐらつかない
- お扇子を左手で摘む振りで親骨をもつこと
- 「松の位の」裏向いた時の姿勢(出っ尻にならない)
- 「外八文字」右手要返しから上前の褄を取る仕草をさらりとこなす
- 太夫の歩き方の後、腰を後ろに引いてキープ。体幹!
- 「蹴出し褄」のお扇子を持ち替えて指に引っ掛けてくるりと回すところスムーズに
- 「籬(まがき)にもるる」お扇子を指に引っ掛けるところスムーズに
- 「筒井筒」左手でお扇子投げて右手キャッチ、スムーズに
- 「振り分け髪もいつしかに」音に遅れがち
- 「開き初めたる」速すぎず間に合うように
多いな…
完全にこれですやん。
バレエの国際コンクール決戦に向かう飛行機の中で、自身が踊るヴァリエーションの注意点をひたすら読み返してる翔子ちゃん。
引用元: 「絢爛たるグランドセーヌ」第11巻 p.125, cuvie, 秋田書店 チャンピオンREDコミックス
振付に気を取られてるうちは、踊りにならず、ただ「音につられて動く人」になってしまうので、もっと馴染ませなければ。
お浚い会の追い込み稽古の時のように、動画を撮って見返したら、モヤモヤがクリアになるかも?
私が持ってるCD。元々はカップリング曲の「越後獅子」目的で購入したものでした。こちらの曲の紹介はまた後日。
名取試験まで、あと95日。
(追記)後日のエントリで、同曲のご指導をメモしたもの